病院は患者を選ぶ 知的障害者のターミナルケア

病院に行けば、誰でも治療をしてもらえると思いますか?

 

障害があることで治療が受けられないことがあるんです。

 

認知機能に障害がある場合は難しい場合がある

 

それならば、できうる限りの治療をしてもらえると思いたいのですが、

 

専門病院では門前払いされることがあるんです。

 

 

 

障害者施設で働いていた時のこと、

 

染色体異常、知的障害、てんかん等の疾患がある方がガンになりました。

 

主治医に聞いたところ、

「ガンの治療はできません。」

とのこと。

ガンの専門病院に紹介状を書いてもらって、行ったのですが、

「障碍があるのでみれません。」

「知的障害があるので、入院治療もできません。」

 

治療が難しければ、疼痛コントロールだけでも…と思うのですが、主治医が出せるのは弱い痛み止めだけでした。

ガンの専門病院しか出せない治療薬や疼痛コントロールの薬があるらしいのですが、専門外なので出せないとのこと。

 

言葉が喋れない方でしたので、どれほどの苦しみかはわかりませんでした。

でも、ガンの苦しみに障碍は関係ありません。

 

楽に最期を迎える手段なく、最期まで痛みと戦いながら亡くなったのです。

 

医者が障害者の平等を語るなら、障碍を理由にした医療差別をやめて欲しいと思います。

 

 

 

老人施設の終末期からみる薬のこと

老人施設では、

看取りを行います。

 

厚生労働省では看取り加算という制度を作っており、専門職で会議や書類作成を重ねて、家族に説明を行い、よりよい看取りになるようにケアをします。

 

これだけ、聞くといい制度に聞こえるけれど、

 

認知症とガンを患った入所者様の看取りの際に、

疼痛コントロールで服薬したのが、ロキソニン

 

毎食3錠…

 

施設では

薬価(薬の値段)が高い薬は出せないし、

認定医じゃないと、出せない薬がある

 

でもさ、

生理痛じゃないんだから…

全然痛みのコントロールが出来なくて(これは、私の主観かな)

 

 

老衰で楽にぽっくり…。

いけるかどうかは、神様次第…?

 

 

 

 

NIPTと安楽死  アジア編

高齢化社会から高齢社会になるまでの期間をみると、

 

フランスが115年

スウェーデンが85年

英国が47年

日本は24年

 

という比較的短い期間で高齢社会となっている。

その他アジア諸国についてみると、

 

シンガポールで17年、

韓国で18年

タイで22年 

 

など、日本以上のスピードで高齢化が進展することが予測されている。

 

インドにおいても、2045年をピークに生産年齢人口比率が減少に転じる。

 

 

日本、韓国、シンガポールなどは比較的高い所得に達した後で「人口オーナス」の時期を迎えるが、中国、インド、一部のASEAN諸国は一人当たりGDPが一万ドル以下で「人口オーナス」の局面に入っていくと予想される。

 

 

えっ、社会保障はどうするの?

 

もう、これは、私の予想だけれど、

アジアでは安楽死が推進されるんじゃないかな。

 

日本の

延命第一主義の医療に続く国はいないだろう。

医者だけ儲かって、

国は衰退して、

国民は疲弊するだけだから。

 

 

NIPTと安楽死 アジア編

アジアではNIPTが受けられるんでしょうか?

 

なんとなく日本の方が医療が進んでいると思われがちですが…。

 

結論から言いますと、NIPTができる国があります。

 

中でも、注目なのが、ベトナム

国内で5年前から検査ができるそうです。

NIPTをほぼ全妊婦が受けられるそうです。

 

日本はアジアの中で、NIPTに消極的な分類です。

 

あれ、NIPTを受けられれば90%以上が中絶する国で、なぜ、NIPTに消極的なの?

ほぼ無宗教で、宗教上の理由もないのに。

 

障碍児が減ると困る…

国民を、無視した黒い闇がありそうですね。

 

日本は、NIPTが受けられると周知されただけです。

全妊婦が受けられるわけではありません!!

 

ベトナムでは、

中絶方法も堕胎薬による初期中絶が多いようですね。手術は全妊婦の1%ほど。

日本でも妊婦の負担が少ない中絶薬が一般的になればいいですね。

 

初期に中絶できる人が増えれば、

新生児を遺棄する事件も減るかもしれません。

 


https://shizuoka.repo.nii.ac.jp/index.php?action=repository_action_common_download&item_id=12137&item_no=1&attribute_id=31&file_no=1&page_id=13&block_id=21

 

 

《NIPT実施、中絶あり》

韓国、ベトナム、中国、台湾、タイ(上座部)、インド、シンガポール

 

《NIPT消極的、中絶消極的》

日本

 

《NIPT実施なし》

ミャンマー(上座部)、フィリピン(カソリック)、インドネシア

 

 

 

NIPTって、アメリカとかヨーロッパとか 


日本よりも進んだ医療を受けられる国だけでやっているかと思ってました。


でも、アジアの方が日本より全然進んでる国があるんですね。

 

日本でも、NIPTを受けるか受けないか国民が選択できるといいですね。

中絶薬の普及もしていくといいですね。

 

個人的には、国の重要な問題だと思うので、NIPTも中絶も出産も公費になるといいです。

日本では、産科医の力が強すぎて、利権しか考えられていないように感じるのですよ。

 

世界のNIPTと安楽死 ドイツ編 ナチスドイツの歴史を背負った国で起きていること

ナチスドイツの歴史を持つドイツでは

NIPTと安楽死はどうなっているのでしょうか?

 

 

NIPTや安楽死の推進を語る時、

反対派の方から
ドイツの歴史がよく引き合いに出されます。

 

#ヒトラー

#障害者「安楽死」7万人
#悪魔の優生思想
#T4作戦

 


なとどいうキーワードを並べて
おどろおどろしく、
否定的な意見を述べてる人、いますよね?

 

 

では、

ドイツはこの歴史から
どのように変わっていったのでしょうか?


ドイツ連邦憲法裁判所は、2020年2月、自殺幇助の禁止がドイツ基本法に反すると解釈し、自殺幇助の復活を認めました。

 

同裁判所の結審では、基本法に基づき「死の自己決定権」や、自死のために「第三者に援助を求める権利」などを認めざるを得ないと判断したのです。

 


さらに、NIPTについては35,000~48,000円です。

日本では20万円なので、リーズナブルですね。


(日本は、なぜこんなに高いだろう…色々な利権が関わっていそうですね。)


もう少し詳しく遺伝子について調べる検査があるようで、これは500種類もの病気がわかるようです。
こちらの費用は2,500ユーロ。日本円で約30万円です。

 

全然、日本より進んでますね。


許可証をもらえば、障碍を理由に堕胎する人もいるようです。

また、養子縁組制度が進んでいて、
障碍を理由にした子供の特別養子縁組もできるようですね。

 

歴史にとらわれず、

生きること、死ぬことを
国民生活の視点から考えて議論され

施行されていますね。

 


そして、日本でも、日本にあったNIPTや安楽死の議論が国民を中心に進められればいいですね。

 

 

 

 

 

NIPTと安楽死が必要なわけ  私とあなたは違う意見を持って生きている

先天的な疾患にしろ、
後転的な疾患にしろ、

障碍を持って生きるという本人の負担、

それを支える家族の負担、

社会の負担、

それらを考えた時、

それでも、生きろというのは、

『苦』

です。


人生は苦

ブッタが言った時代から、変わらずに

苦の中で生きている。

健康な人には考えられないような苦の中で

生きる人に対して

安楽死という選択ができることは

救いだと思います。

殺人や冷やかしで、命を軽視していることは違う。

認知機能が低く、死にたいと言えずに

苦しんでいる人には

身近にいる家族の判断が必要だと思います。

個人、家族単位で安楽死を選択できる制度は必要だと思うのです。


また、NIPTでわかる疾患は

まだ、国によってもばらつきがありますが、

社会の中で、自立して生活することは難しい疾患。

治療方法もない。

日本経済を考えれば、一生涯、今の社会保障が続く保障はない。

苦で満ちた人生を
送る可能性が高いのです。

子供の人生を考えれば、
親であれば、
堕胎したいという人がいて当然です。
これは、残酷なことではなく、
親の愛情による行為です。

日本でも、障碍を理由にした堕胎を
認めて欲しい。

全妊婦が公費でNIPTを受ける権利を
認めて欲しい。


私とあなたは違う

障碍がわかっても、育てる人がいるし
障碍がわかったら、堕胎する人もいる

どちらも、愛情だと思うのです。

 

そして、家族による安楽死が認められれば、

障碍があっても、産んであげて、親が出来うる限りの喜びを子供に与えてあげた後、苦しむことの方が多くなったならば、家族が見守る中で安楽死を選択してあげられるのです。

 

堕胎も安楽死

ある人から見れば殺人と考えるかもしれません。

でも、私は

苦しみから救うものだと思うのです。

 

私とあなたは違う。

苦しみの多い世界の中で

自分の命くらい

望み通りにして

生きられる世の中になるといいな。

 

 

家族は障害者の犠牲になるべきか いえ全力で逃げてください

 家族は、障害者の責任を負うべきか

憲法では定められているけど。

 

 

認知症鉄道事故裁判」

https://www.min-iren.gr.jp/?p=35622

愛知県大府市で2007年、認知症で徘徊(はいかい)中の男性(当時91)が列車にはねられて死亡した事故をめぐり、JR東海が家族に約720万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は1日、介護する家族に賠償責任があるかは生活状況などを総合的に考慮して決めるべきだとする初めての判断を示した。

 

認知症JR事故、家族に監督義務なし

最高裁で逆転判決が決まったのです。

ギリギリですよ。

日本の司法はおかしい!

 

家族の責任って、どこまで大変なのよ?

もう、限界なら、

社会保障を頼りにするしかありません。

 

施設入所者の中に独居老人はたくさんいます。

実は、独居とか家族に介護能力のない人の方が施設に入りやすいです。

 

それでも、孤独死があるので、日本のセーフティネットはザルですが…。

アピールする必要があるんです!

 

家族は、障害者の分まで、経済的負担を負う必要はありません。

 

障害者方が持っている財産の範囲で入所できるのです。

老人施設では、個人の収入や所得で費用を計算するので、生活保護でしたら、事実無料で施設に入所できます。食費や装具なども無料です。

 

 

私の周りでは、田舎なだったからか

家で家族が介護しないとかわいそうだ 

と言ってくる親戚がいました。

 

それで、要介護5で肺炎になるまで在宅でしたが…。 

 

家族に対する圧力はとても強い。

 

でもこれって、
『家族は障害者の犠牲になれ』

って言ってることと同じ。


それは、間違っていると思うんだ。

もし、同じ境遇にいる人がいるのならば

いい子にならないで

あなたは頑張った

苦しかったら
全力で逃げる方法を考えて

本当に放置して、逃げるんじゃ無くて、

心身共に限界で責任を負えないことをアピールし、

記録に残しましょう。

 

その時、やっておいてほしいこと

 

 

 


1.市役所や施設にSOSを出すこと。

心身が限界で介護ができない旨を伝えましょう。

この時、音声データをとって、記録内容を残すこと。

 

 

2.病院に行って診断書を書いてもらう。

自分の体調不良を病院に訴えて診断書をもらいましょう。入院できるようなら、入院させてもらいましょう。

 

 

3.診断書を持って市役所へ。

責任を負えません!ということをアピールしましょう。施設入所や緊急ショートなどを紹介してもらいましょう。

 


4.施設にいれたら、かわいそうという人の意見を聞かない。

親戚だとしても、その人が代わりにやってくれるわけではないのなら、その人はただの偽善者。距離を置くこと。

 


5.世帯分離ができればする。
(↑亡くなった時に、小規宅地の減税制度を使う場合は要注意)

 

 

 

 

 

介護が必要な人を、
ポンと家に置いていっちゃうと、
保護責任者遺棄致死になってしまうから注意して下さい。

いい人が罪人になるのは間違っていると思うのです。